山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

やわらかくて軽い

一昨日の投稿で、「竹林が云々(うんぬん)~」と書きましたが、その中で「繁殖」とあるのは「繁茂」の間違いでした。

お詫びして訂正いたします。

竹は地下茎で勢力を広げるので、生殖ではないのでこちらが正しいですね。

そもそもイネ科の多年草である・・・。

・・・また、嫁さんに「めんどくさい人っぽい」と言われそうなので、やめておきます。

ところで、なんで衝立(ついたて)を作ることにしたかというと、

「感染予防で外出自粛

→在宅勤務が増える

→skyp○やzo○mで通信

→家の中が映る

→目隠しがいる

→衝立の需要が高まる」

まあ、在宅勤務をなさる方々には「パーテーション(パーティション)」と呼んだ方がいいかもしれませんね。

でも、私は手が遅いから、きっと世界に平和が訪れたころに完成するんだろうなぁ。

・・・その方がいいけど。

まあ、それはさておき、衝立づくりは本格化。材料をバンドソーでただひたすらに挽きました。

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↑これは長さが必要な縦の材料です。

そしてこちら↓が横の材料になります。

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桧も朴もこれまで使っていた欅(けやき)などと比べてやわらかくて軽いので、加工が楽です。

バンドソーで挽いていても、切削抵抗が全く違います。

そして、厚み・幅・長さを決めていきます。

・・・機械の前で同じ作業の繰り返し・・・

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あまり、同じ機械ばかり使っていると人にも機械にも悪いので、寸法が決まった材料から次の作業にも進んでいきます。

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枘(ほぞ)の加工の始まりはじまりぃ~。