山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

わけがわかりません

コロナウィルスで世界は混沌のただ中だというのに、今日、当地では雹(ひょう)が降りました↓

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・・・もう、わけがわかりません。

雪のように降り積もり、辺り一面が真っ白になりました。

パチンコ玉サイズだったので車に傷がつくほどではありませんが、町内では農業ハウスに穴が開いたところも多かったのではと推察されます。

いやはや、何事も恐ろしいことばかりです。

制作は仕口の加工の途中でした↓

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角鑿で穴があけ終わったので、ここからゴミ取りです。

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数が数だけにすべてのゴミ取りをするのに半日以上かかってしまいました。

仕口ができたら仮り組みです。

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まだ、装飾的な加工をしていないので、とっても野暮ったく見えます。

仮り組みで無事が確認されたので、その装飾的な加工に入ります。

まずはバンドソーでさっくり切り落とします。

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↑これは脚ね、だいぶスリムにしました。

そして、「幕」はこんな感じに↓

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ちょっとこの加工はバンドソーさんは苦手です。

そんなこんなで、枘挽きの煙でいぶされた次はバンドソーで粉まみれです。