山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

やっぱり煙たい

難しいことはわかりませんが、大好きなワラビが食べられる僕は幸せです。

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心和むワラビの写真。

作業場は枘挽きの煙が充満している中、引き続き仕口の加工です。

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スモークサーモンの気持ちがよくわかります。

あまり煙たい空気の中にいるとなぜか肌がすべすべしてきます。

もっと長時間いたらテカテカしてくるかな。

まだまだ煙たい中、枘を作り続けます。

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硬い欅(けやき)はチップソーが高い音を立てて鳴きます、・・・キーーーン。

ようやく、これで枘が一応完成しました。

「一応」というのは隣合った枘同士が枘穴でかち合うため、ちょっと落とさねばならないからです。

だからもうちょっと煙たいかも。

一方で、枘穴ももう少しでできそうです↓

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こちらは角鑿(かくのみ)の錐(きり)を折らないか気が気でありません。