山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

物流はどうなってしまうのだろう

新型コロナウィルスが世間を席捲しているために、世界中の人の動きだけでなく、ものの動きもどうなるかわかりません。

工場等の操業停止が多くのサプライチェーンに影響を与えて、わずかな部品・材料が足りないだけで製品が生産できないことも多いようです。

私はそこら辺の山でとれた木を適当に加工しているだけなので(とっても雑な言い方です)、そんなに影響はないのかもしてませんが、注文した材料・道具がしっかり届くか不安です。

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オスモオイルはドイツ製なのです。

まだ日本国内の在庫は十分でしょうし、向うの工場うんぬんの話は聞いていないので、供給は大丈夫と思いますが、やっぱり注文してから届くまで不安でした。

早く、この事態が収束していくことを末端の作り手からも強く希望します。

そして、その届いたオスモオイルでチェストの脚などを塗装しました。

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そういえば、このチェストの制作も〇ヶ月に差し掛かっているような・・・。

制作が滞っているのは材料が届かないからではなくて、作り手の問題…。

扉の加工もちょっとずつ進んでいます↓

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これは蝶番(関西では「ちょうばん」・関東では「ちょうつがい」と言うことが多いみたい)の彫り込みです。

ちょっとした手間ですが、見えがかりには大事なことですね。