山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

平年並みの寒さが寒い

昨日と今日の朝は平年並みの寒さになりました。

それが寒く感じるほど、今年の冬は暖かい冬です。

年末にシイタケの榾木はすべてシートの下にしまいましたが、恐らくはこの暖かさで発生しているのではないでしょうか。

メリハリの付いた「秋の発生・冬越し・春の発生」をしたいけど、こんな気候じゃねぇ・・・。

また暖かくなってしまうみたいだし、これは今冬だけのことなのでしょうか。

柱の加工は溝までいきました。

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見ての通り、突き通せない溝だったのでハンディールーターでひたすらに溝を突いていました。

おかげで粉だらけ、欅屑まみれです。

並行して進めていた引き出し側板の矧ぎ合せが終わりました↓

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これで矧ぎ合せは棚板だけになりましたが、まだ材料が準備できていません。

材料の準備に関しては躯体の残りの角材部品の荒取りをしました。

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そんなに大きくない材料なので、これまででた「比較的大きな木っ端」の束からより分けてバンドソーで挽きました。

大きな板材からだら挽きした方がとりやすいのですが、ここはちょっとの手間をかけてコスト削減と環境への配慮です。