山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

シイタケの観察記録をつけていきましょう

目指せ、品質向上、安定生産。

 

シイタケ生産の品質などの向上のため、これからは観察記録をつけます。

以下、榾木を「19白」などのように、植菌年数と目印の色を呼称に用いることとします。

この1週間はおおよそ最高気温23度、最低気温13度前後でしたが、昨日・今日はそれよりも高く、最低気温は16度を下回りませんでした。

雨は1週間を通して多く(特に週初めと週終わり)、晴天は1日くらいで、雨以外の時はほとんど曇天でした。

18白(白い目印はしていないけど品種が今年の目印で「白」の品種)は発生が活発になりました。

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浸水操作(24時間、外気温と同じ水温)をしてから1週間ほどの榾木ですが、ことに昨日・今日は生長が活発です。

4・3日前に浸水させたものも芽切りをして、小さなシイタケが顔を出しています↓

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この品種は柄が太く、しっかりとしているので、もともと生食用の品種ですが、とても見栄えがします。

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味は、夏菌なので「ややさわやかな」風味。

19ライトグリーンも同条件で一昨日・昨日と浸水をしましたが、最低気温が高くなったので、今日はやめました↓

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この品種は自然子がやや活発で、今日は芽切りをしているものも「ある程度」見られました。

自然子といえば19白と19濃青もいくつか発生してますが、10本に1本くらいの割合で1個なので、気にする必要はないかな。

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その他の品種には変化が見られませんでした。