山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

薄板と溝と接着

先日、制作に気乗りせず、ネットサーフィンをしていると「パワーウィンドーのスイッチの直し方」というページに行きつきました。

早速、R2の調子の悪いスイッチをいじってみると、直りました。

制作は進まなかったけど、ケガの功名。

鏡板・背板の制作が続きます。

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機械で薄板を作り、溝を突いて、そして接着という作業の繰り返しです。

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↑こちらは背板。

側面の鏡板もそうですが、管柱の間隔が狭く、幅300㎜に満たないほどで、溝も十分深さを突けるので、本実部は接着しています。

もし、柱間のスパンがだいぶ離れていたら、接着せずに「あそび」を付けておくところですが、今回はその必要がありません。

躯体の方は4日前だったかな、空研ぎをしてケバを取りました。

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そのあと、拭き漆をして・・・

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今日もしたので、捨て摺りを含めて3回したことになります。