山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

天気が変わりやすい

このところ、週間天気予報と実際の天気とがけっこう違い、なんだかよくわかりません。

今日の午前中は消防団の訓練でした。

数日前まで雨の予報が出てたけど、曇り空だったし、午後には晴れてきていました。

カンカン照りや雨の中の訓練でなく助かりました。

家庭菜園の野菜の皆さんもこれぐらいの天気が良いのかな。

三角スツールの第一弾は装飾的加工に移っています。

まずは脚にテーパを付けます。

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バンドソーで挽いて、手押しで面をきれいにしています。

そして、面取り↓

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上手く重ねられなくてバラバラになっていますが、サクッと機械で面取りしました。

脚はこの後、サンダーやもう始める前から嫌になっている手作業での磨きです。

磨き作業は機械仕事などの合間合間にやるとして、座面も加工していきます。

こちらも、まずは機械でサクッと面取りの荒取り↓

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ビットを研ぎに出したので、大きなRの方はサクサク削れました。

先日の枘挽きの305(さんまるご:チップソーのことね)といい、研ぎに出してよく切れるようになった刃物は仕事がしやすいです。

研ぎから帰ってきて使うと、「今までこんなに切れない刃物でやっていたのかぁ」と思うことがしばしばです。

座面はこの後、鑿(のみ)で斫り目(はつりめ)を入れます。

・・・コンコンコンコンコンコン・・・

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♪斫って、斫って、斫られて、斫ってぇ~、斫り飽きるまで、斫ってぇ~

特に側面の斫りは姿勢が悪く、手がつりそうです。

脚の磨きと並んで、こちらも随分と時間がかかりそうです。