山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

シイタケの菌打ちの始まり

だいぶ暖かくなり、遅いと言われることもあろうかと思いますが、ようやく、シイタケの菌打ちを始めました。

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今回はいろいろな品種を試してみたかったので、2社計6種類のオガ菌を用意しました。

「さあ、やるぞ」と朝、外を見てみると・・・

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なんと原木の上には雪が積もっています。

手がかじかむ中、まずは穴開けです↓

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半日がかりでこれだけ↓の原木に穴を開けました。

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昼からは嫁さんと二人で植菌作業です。

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植菌は穴を開けたらすぐに行うのが原則なので、穴あけと植菌とは同じ日に行います。

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品種の違いが分かるように、木口には目印を付けておきます。

今日一日で、上の写真の榾木と併せて80本くらい菌打ちができたでしょうか。

まだまだ、先は長いです。

一般に「菌打ちは桜の咲く時期まで」と言われますから、焦ります。