山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

歯も工事中です

虫歯の治療はいよいよ奥歯の本丸を直しています、・・・というか、歯医者さんが直してくださっています。

先日はその神経を抜いた痕に詰め物をしたので、延々と口を開けていました。

「もっと口を開けて」「もっと開けてっ」と度々、先生に注意されていました。

酒だったらこちらの口の方から迎え入れるけど、歯の治療は辛いです…。

 

制作の方は仕口の加工が本格化しています。

その前に中心の「芯」の材料を六角にしました。

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案の定、丸鋸ではおっかなびっくり、こわごわ挽いて、粉だらけになりました。

そののち、墨付け後、仕口の加工↓

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思ったよりも、全体の大きさに対して太かったかな。

次は脚の材料を加工します。

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いつものことだけど、脚は1脚に対して3本なり4本なりあるので、なんだか数が多く感じます。

もちろん、脚の(座面に挿す)枘と(貫が来る)枘穴は傾斜が付いています。

座面は角鑿(かくのみ)で突いてついて・・・

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良かった…、角鑿の錐が折れなくて済んだ。

細い角鑿の刃を使うときは気が気でなりません。

あとは貫の枘の加工だけとなりました。