山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

寒くなるとやりにくい

今日の初めの仕事は、昨日やり残しておいた最後の仮組み↓

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問題なく組みあがったので、オスモを塗っていきます。

寒くなると、接着や塗装はとてもやりにくくなります。

特に15℃を下回ると、種類によっては急激に本来の能力を発揮できなくなるので、気をつけなければいけません。

また、部材の温度が上がっていないとこれはこれでトラブルの元なので、塗装の前には十分に温めておく必要があります。

今回は、暖房が長時間入れやすくて場所が取れるいつもの作業場で塗装をすることにしました。

・・・ペタペタ、フキフキ・・・

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さらに、・・・ペタペタ、フキフキ・・・

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薪ストーブをがんがん焚いて、作業場の中は厚着では汗が出るほどの室温で行っています。

一方で、次に作るものの材料の荒取りをしていきます。

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朴(ほお)、榛(はんのき)、黄蘗(きはだ)、欅(けやき)、楢(なら)を用意しました。

今回の材料は荒取り後の段階で、0.3立米を超えるくらいになりました。