山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

アールを取ると

穏やかな日が続き、雨が降っても大振りではなく、晴れればぽかぽか陽気と過ごしやすい毎日です。

おかげさまで、家庭菜園には雑草が伸び放題・・・。

見かねた嫁さんが今日はせっせと草引きをしていました。

イスはアールをバンドソーで取りました。

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アールを取ると木っ端がとてもたくさん出ます。

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3分の1くらいは切り落としたでしょうか。

細かい木っ端は焚き付けにちょうど良いのですが、資源が失われていく罪悪感も少しあります。

そのあとはハンディールーターで表面をならします。

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ルーターマシーンがあったら仕事がもっと早いのでしょう…。

・・・建物を含めた設備投資は何十年先かな。それとも永遠に訪れないのかな。

そして、その他の部材も寸法取りや加工をしていきます。

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こちらは蟻桟や貫などです。

(右の)桜は材料としてはあんまり華やかな色味ではないなぁ。

味わい深いといえばそうですが、チェリーや樺(かば)、梓(あずさ)の方が材料としては「イマドキ」かな。

桜って伝統的に使うの何だったけ?敷居?炉縁?、・・・無学ですね…。