山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

ブロック積み見習いの見習い

いよいよやってきました。ブロック積みです。

さぁ~、がんばるぞ~、僕の肩。

まずは底を取ります。

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ここは道路が坂道になっているので、水平を取ることはしませんが、直線は素人なりに意識します。

まずは「ね」となる一段目を並べていきます。

う~ん、モルタルをブロックに塗るのが難しい・・・。

何とか並べた後は、鉄筋を挿します。

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ブロックだけの「ね」では「押し」の圧力に弱いので、コンクリートで前と後ろを固めます。

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セメント2袋ほどのコンクリートを混ぜたので、もはやへとへとです。

そして、難易度が増していく2段目のブロック積み。

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やっぱり職人がやるのとは異なる仕上がり。

目地にうまくセメントが噛みません。

上手い人が作る塀と素人が作る塀では強度がだいぶ違ってきそうです。

手を動かして初めて知る他の仕事の奥深さ。

まあ、素人仕事のつもりで高さの割に仕事を多めに入れています。

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水抜きも付けました。

まあ、使わないで済むように大雨がないことを祈っています。

私がモルタルを塗っては剥がれ落ちて地球に重力があることを幾たびも発見しているときに、嫁さんは菜園の夏野菜の片づけをしていました。

そして、やっぱり私がブロックで筋力トレーニングをさせていただいている間に、嫁さんは玉ねぎの定植をしていました。

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だいぶ様相が変わったうちの家庭菜園。

さらに、私がモルタルがうまく鏝で塗れなくて粘土遊びをしている間、嫁さんはゆずの収穫をしていました。

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夜には嫁さんがゆずのジャムを作り始めて、家じゅうがゆずの匂いで満たされました。