山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

迷走台風

東から西に迷走している台風は各地に被害をもたらしているようで、被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。

当地では、雨・風ともに被害が出るほど強くはならず、むしろ枯れた川や田畑に潤いをもたらしてくれました。

そして、今日の昼からはフェーン現象も相まって、やっぱり元の暑さとなりました。

 

サンダー作業は粉だらけになります。

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表面の仕上げとともに面取りもサンダーで済ませて、一段落。

天板には蟻桟を入れます。

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そして、入り口には栓(木の種類じゃないよ)をして、栓の接着剤が乾いたら面(つら)を合わせます。

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はい、これで天板も完了。

躯体の部材の加工がすべて済んだら、引き出し材を加工していきます。

はずは仮決めだった寸法をしっかり出し直して、前板から・・・

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アリさんがたくさんです。

モーターに顔を近づけて削っているととにかく熱い・暑い。

前板の蟻組はこの後、機械では加工できない奥や隅を手作業で整えました。