山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

とても暖かくなりました

3月になり、とても暖かくなりました。

今日もぽかぽか、4月下旬の陽気です。

暖かくなると焦ることが2つ・・・。

1つ目はシイタケの菌打ち。

12月に伐った榾木(ほだぎ)は庭にそのままほっときぱなしで手を付けていません。

気温が上がって雑菌が榾木の中で闊歩する前に、善良なシイタケ菌で満たさなければいけません。

今日ようやくオガ菌を注文しました(取り掛かるのが遅いよね…)。

2つ目は今年の製材。

買った丸太を製材をする必要がありますが、あんまり気温が上がってしまうといろいろと不都合なことが起こります。

そろそろ挽いてもらって板にしなければいけません。

でも、板にしたからといって置いておく場所がない…。

そこで今日の午前中は板を片付けていました。

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去年挽いた楢(なら)を木材小屋の2階に上げました。

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桧(ひのき)は数枚しかなかったので、適当なところに片付けました。

板の裏から去年の抜け殻がくっ付いていました。

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屋根しかなかったところなのに、保存状態がとても良好です。

この子の子孫は再びうちで飛び立ってくれるのでしょうか。

材料の置き場の件は、あとは空いている敷地にトタンをかぶせることで確保できそうです。

久しぶりに重い板でいい汗をかきました。

 

積み木づくりは箱の材料の寸法取りが終わりました。

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次はあられ組の加工です。

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Oh・・・、枘挽き(ほぞびき)の前で座っているとまだまだ寒い…。

一方、面取り部の磨き作業は長い棒に取り掛かったところです。

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