山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

大切な苗

先日、お隣のおじいさんとお話していたら、「そんなに苗の覆いが高いと苗が煮えてしまう」とアドバイスいただきました。

苗の覆いは「保温」の効果が大きいので、背が高いとその分、中の温度が上がりすぎてしまうそうな…。

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助言いただいたように、高さを半分にしました。大切な苗です。

カボチャは葉っぱが穴あきだらけになってきました。

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晴れて暑い日が続いているので、アブラムシの仕業でしょう。

薬を撒いてもいいですが、カボチャは活着すると病害よりも生長が上回るので、とりあえずはこのまま。

薬といえば、漆の木には薬を撒きました。

・・・シャーーーー・・・

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毎年、毛虫の害がひどいのです。

そして、アブラムシでしょうか、それとも炭そ病でしょうか、幼い葉っぱがちりちりになるのです。

野生の漆はとても強いですが、園芸種はどうも軟弱なようです。

そんな漆の木ですが、花芽(かな?)が付いてきました↓

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植栽5年目でようやくです。

ただ残念ながら、生長の良い木だけで、花芽が付いているのは2本だけです。

先述の「葉っぱちりちり」のせいで、ほとんど生長しない個体も見られます。

 

孟宗竹の筍の勢いがだんだんとなくなり、ほっとしたのもつかの間。

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今度は破竹の筍が顔を出しました。

孟宗よりもおいしいらしいのですが、やっぱり邪魔者。

今日も筍を蹴り飛ばしました。