山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

明るい色ばかりで目が痛い

先日の大雪ではひどい目に会いました。

毎日、銀世界を見ているため、目がとても疲れて、痛い。

車はアンダーカバーが外れて壊れそうになるし、ゆずの木は半分くらい折れてしまったし、去年作ったトマトハウスもぺしゃんこになっていました。

だいぶ溶けましたが、今日でもまだ、田んぼなどでは20cmくらい積もっているのではないでしょうか。

もう降りませんように・・・。

 

ブログを更新していない間に、花形盛器と瓦型皿は黒漆を2回塗りました(・・・ペタペタペタ・・・)。

今日はいよいよ朱漆を塗ります。

まずはクリスタルで表面を整えます・・・シャカシャカシャカ・・・。

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ここまで、たくさんの工程を重ねてきましたが、表に見えるのはほんの終わりの作業だけなんですよね・・・。

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朱漆を作ります。久しぶりだな。ちなみに私は赤口が好みです。

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・・・ペタペタペタ・・・

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朱も明るくてやっぱり目が痛い。

黒に鮮やかな朱はとても映えます。

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あっという間に、黒はすべて隠れてしまいました。

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とっても漆の仕事らしい写真になりました。