山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

引き続き、ウォールナットを叩いています

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2日ほど間が開きましたが、今日もウォールナットをほっています

・・・コンコンコン・・・

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少し入り皮が登場しました(右上)。

刳物(くりもの)は、表面からは見えなかった悪い部分に当たるとがっかりです。

特に、厚みがある材料ほど見極めが難しい…。勉強不足です。

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木工は「ほったもの」「組んだもの」にかかわらず、3分の2くらいは「ごみ」になってしまいます(フリッジから)。

丸太からの換算だと8割以上は使えていない部分です。

立木からの換算だと95%は使えていないのではないでしょうか。

信じられないと思うかもしれませんが、山から順に加工を見ていくとそうなります。

 

キハダの一輪挿しは再び研ぎました。

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う~ん、いつになったら気泡が出てこなくなるでしょうか。