カラフルな画像の前に地味なほう・・・
桐の塗り箱の生漆を浸み込ませる作業は昨日、片面が終わったので、今日は反対側です。
・・・ヌリヌリ、ゴシゴシゴシ・・・
これでよいのではないでしょうか。
次は私の漆の作業ではめずらしいカラフルな画像の登場です。
色漆を作ります。
色の粉を出します・・・パサパサパサ・・・
なんだかオレンジ色に見えますが、朱の赤口なのです。
漆が下手な私は「王冠朱」です。
まあ、本朱はいろいろな意味で扱いにくいですし…(もっとうまくなったら勉強します)。
混ぜます、・・・ペタペタペタペタペタ・・・
今度の写真は本来の色味に近いようです(お使いのパソコンの画像によりますが)
ほんとは数十分も混ぜるべきでしょうが、手が疲れる程度でやめてしまいました。
他の色も作ります、こちらは山吹です。
・・・ペタペタペタペタペタペタ・・・
漆やさんでは混ざっている色漆ももちろん売っていますが、勉強もかねて混ぜます。
王冠朱、新八宝、パーマといった「粉」の違いでも感じ方が全く違いますし、そもそも色粉と漆の割合でも発色が全く変わってしまいます。
漆を理解するためにはショートカットせずに進んだほうが近道です。