山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

今日は暖かくて

昨日今日とこの時期にしては暖かくなり、工房にいても作業をして体を動かしていれば、ストーブが必要ないときもありました。

こんなときは漆や塗装も楽です。

体力的に楽というわけではなく、部屋を暖めるのに時間がかからないので、作業順序が組みやすいですし、延びない漆や冷たい木地でこまることもないのです。

ということで、漆と塗装をやるので、今日は一輪挿しを一休み。

まずは桐の箱の地付けがしやすいように、軽く研ぎます。

・・・シャカシャカシャカ・・・

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次はパスタ皿をやはり軽く研ぎます。

・・・シャカシャカシャカ・・・

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場所を移して桐箱の切子地付け。

・・・ペタペタ、スーーッ・・・(写真が曇っていますね)

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これで切子地付けがようやく終わりました。

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最後の作業はパスタ皿のガラス塗料の仕上げです。

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(ガラス塗料は乾くのが早いので作業している写真は撮れないのです)

・・・ペタペタペタ、グリグリグリ・・・

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ようやく、パスタ皿の塗装が終わりました。

研ぎをはさみながら3回塗料をつけました。とはいっても、私は拭き取っているので、ナチュラルな木地を基調としています。