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山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

「琳派フェア」(11月22日)

※「琳派フェア」は「京もの」や京都に関わる工芸品を製造・販売する事業者が直接対面販売するイベントです。本来、このイベントはクラフトフェアではないためこのカテゴリーではないのですが、野外での対面販売なので、便宜上このカテゴリーに入れています。

 

朝の6時からジャガイモほりをして、7時ちょっと過ぎに京都へ向けて出発しました。

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今日の出展は6団体、「売り場側」は賑わっています。

昨日は少なかった博物館への来館者ですが、今日は長い行列ができるほどでした(写真ではわかりませんが)。

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ところで、テント半分のときの売り場はこんな感じです。

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机の奥行きを長くしているので遠くにある作品・商品もありますが、まあ、致し方ないでしょう。

 

ところで、今日はスペースも狭かったのもあって内職はしませんでした。

代わりに、2008年に東京で行われた『大琳派展』の図録を持っていって「琳派」の勉強をしました。

7年前に展示会を見たときと違い、新たな発見があり非常に充実したものとなり、何度か見返して勉強しなければと思いました(ほんとは現在行われている展示も見なければいけないところでしょうが、販売で行っていますもので・・・)。

琳派」独特の発想と構成と描写は踏襲しつつ、線の使い方(琳派の場合は「狩野派」との対応で「筆の使い方」と表現するほうが適切かもしれません)が宗達から箕一へある意味「洗練」されていく過程は近世という社会の成熟とも大きくかかわっているようにも思えます。

また、曲線を最大限「しなやかに且つ活き活きと」使う様は考えさせられるところが多分にあり、大局から細部にまで視座を往復しながら見ていました。

 

・・・ところで、勉強は充実していたかもしれませんが、販売のほうは明日に期待ということで…。

明日は私を含めて2団体の出展が予定されています。

明日は博物館の「琳派展」は最終日ですし、この「琳派フェア」も最終日です。良い「幕切れ」となるよう努力いたします。