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山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

クラフトフェアには付きものかもしれません。

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ここのところの一連のクラフトフェアの中で、私の「桐胎根来塗小酒卓」(下写真)が傷ついてしまいました。

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ずいぶんと高いところから硬いものが落ちてきて、へこんでしまいました。

この小酒卓は桐で胎(中身のこと)を作り、布を重ねて地をしてあります(「本堅地(ほんかたじ)」という)がその地が割れて、さらに中の桐までへこんでしまったようです。

↓この写真中央に凹みがあるのですが、ちょっとこの写真じゃわかりませんね・・・

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このようなトラブルはクラフトフェアに付きものとも思われますし、私もある程度想定はしてあります(もちろんあっちゃ困るのですが)。

ただ、そのような「よほどの難あり」を売り物にするのは良くない(※)ですし、じゃあ捨てるしかないかなぁとまで思いましたが、この世から消してしまうのもどうかなと思い直しました。

 

そこで、玄関に飾っておこうということになりました。それが冒頭の写真です。

花台に限定しているわけではありませんが、今回は花をしつらえてみました。

花入れは「アーツ&クラフツ 明石城」で知り合った作り手さんから買ったものです。

う~ん、でもうちの小さい玄関にはこの台は役不足だったかな。台にするなら「12畳の和室の床」くらいが納まり良かったかも。

まあ、こんな感じで売り物にできない商品・作品で家がいっぱいになるのだろうなぁ~。

ちなみに、現在、きちんとした「商品」であと2コあるのでご入用の方はご注文お待ちしています。

 

※・・・損壊したものを本来の仕事量とは釣り合わない安い価格で売るというのは、お客様のその仕事に対する「価値観」を不当に混乱(下落)させてしまう原因です。さらに、私は本来、木工の作り手でもありますし、部外者が他の領域の仕事を貶めることは恥ずかしいことだと思います。