山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

鉋屑と家庭菜園

この前、家庭菜園のサツマイモをほりました。

収穫は残念な感じだったのですが、そのとき土が硬くて硬くて。

日ごろは、耕運を機械にやってもらっているので、その後の畝たても鍬でやっても比較的楽なのです。

しかし、初めから手で掘るようなことをすると土がこんなにも硬かったことが改めてわかりました。

もしかして野菜がうまくならないのは土が硬くて根を十分に伸ばすことができないためではないでしょうか。

土を柔らかくしてみる価値はありそうです。

 

一方で、木工屋は鉋屑が大量にでます。

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こんな袋がいっぱいあります。

冬場、工房の薪ストーブで「暖をとるときに」使い消化します。

 

・・・そうだ、鉋屑を菜園にまいて鋤きこんだらいいのではないでしょうか。

もともと木は腐葉土になりにくく、さらにこの鉋屑の多くは赤身部分で腐りにくいのですが、目的は土を柔らかくすることなので問題ないのではないでしょうか。

早速、こんど菜園を手入れするときに鋤きこんで、一冬越させてみましょう。

一石二鳥になるかもしれません。

木工も家庭菜園もためしためしで先に進めていきます。