山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

京都アートフリーマーケット2015秋<2>

たまねぎの種蒔きも無事終わり、「京都アートフリーマーケット」に出発です。

といっても、前日搬入ですべて済ませたので荷物がないため、園部から電車で京都市内入り。

特に理由がない限り、京都市内へは車で行きたくありません。

京都市内=渋滞多い・駐車するところがない・道がせまい。ただでさえ世間では5連休だといっているのに…

久しぶりに電車に乗りました。電車の中では本を読みました。

こういうときでもない限り本を読むこともないなぁ。木工関係の本を読み返しました。読むたびに発見があります。

そうこうしている間に二条駅、そこから歩いて京都文化博物館へ。

せっかくなので、文化博物館旧館の外観を(ちょっと写真が曲がっていますが)。

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この中で出展しています。ちなみに高倉通り側から北方向に見たこの写真↓

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の奥の建物が文化博物館本館(新館)です。なんでも今はダヴィンチの絵の展示をやっているそうです。

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文化博物館の中はこんな感じです。とてもよい雰囲気です。

ちなみに胸高の写真がないのは他の出展者さんやその作品が写ってしまうためにとっていません。

先々週の投稿で記したように、私は写真撮影に関して慎重です。

権利関係の心配がないものを一枚だけ…

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なんでも、この旧館はもともと明治時代後期に日本銀行京都支店として計画・施工されたそうです。

この格子の半分下は引き上げ戸になっており、ここで銀行(といっても中央銀行の業務でしょうが)の窓口業務をしていたのでしょうか。また、その下のカウンターも歳月の蓄積が感じられます。

趣深く、明治・大正の銀行マンの思いを感じられそうです。

そんな中、今日から販売をしました。

お客様は外国の方とご婦人が多い印象を受けました。特に着物の方は建物の雰囲気と相性がよく感じられました。