山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

楕円の勉強1-1

今日から楕円の勉強をしようと思います。仕事もないし…

でもその前に、刃物を少し研ぎました。

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見ての通り、小さな刃物ばかりです(右の3本はもっとよい彫刻刀に代えたいのですが予算がない…)。

このような彫刻刀含めた小さな刃物は研ぎにくいばかりか(もちろん台鉋の刃も研ぐのが難しいですが)、その刃先の形如何によって、その切れ方が大きく変わってしまうので注意が必要です。

例えば、まん中の3分の平刀(彫刻刀)は、削りたい曲面にあわせて刃先をまっすぐにするかそれとも丸みをつけるか、丸みをつける場合はどれくらいにするかと微調整しながら使っています(あたり前のことかもしれませんが)。

そんなこんなで研ぎを済ませて、いよいよ楕円の勉強です。

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このタモの板(厚みは33mm)を使ってお皿を作ります。

そもそもなぜ勉強をしようかと思ったかというと(もちろん制作はいつも勉強ですが)楕円がうまく作れないからです。

どうしても不自然にもっちゃりしてしまいがちです。

そこで、このような板に楕円のを彫ってお皿を作りつつ、感性を養いたいと思います。

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ということで墨付け。まずは直に線を書いてみます。

写真の穴が開いたように見えているのは画鋲です。

私のつたない算数の知識では、楕円は確か「平面上の2点からの距離の和が常に等しい点の集合」でよかったような…。

ということで、2つの画鋲と糸を用意して、写真のように線を引いていきました。

そうかぁ~、2点が離れていて、和が小さいほうが鋭い楕円になるんだなぁ~。

何回か描いてみました、いい感じです。

でも、今回は勉強なので、直接描いたのは様子を見るため。同じ大きさの合板にちょうどよさそうな楕円を描いて型を作ります。

ぶすぶす(画鋲を刺す音)、くる~ぅ(線を引く擬態語)

よし糸鋸で合板を切ろう・・・、糸鋸が動かない!?

 

 

 

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