山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

親戚から梨をいただきました

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8月のおわりに親戚から梨が届きました。今年は玉がおおぶりなようです。

写真にあるように、やちよ(八千代)の梨です。住所でいうと千葉県八千代市、あの「ふ〇っしー」で有名な船橋のすぐ近くです。

今は京都府に住んでいますが、実は私は千葉県育ち。

八千代市船橋市を含む千葉県北西部は梨の一大産地で、9・10月はよく梨を食べました。

この梨の品種は「豊水」。「幸水」→「豊水」→「新高」と時期によって出回る品種がかわってきますが、豊水はどちらかというと中玉、香りよく、味が濃いです。

今ではだいぶ変わってきましたが、関西は「青梨」圏、関東は「赤梨」圏。

こちらではまだめずらしいのかな、お隣さんにおすそ分けすると「めずらしいものを…」と喜んでいただけます。

このところ、生菓子が家にあったので、夕食後のデザートはそっちだったのですが、昨晩、ようやくいただきました。

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今年の梨は例年よりも甘いなぁ~。

毎年いただいているため、年によってなんとなく味や色つき、形が違うような気がします。

産地では実が肥大する時期に晴天が多く、雨も適量だったのでしょうか。

秋の味覚をありがたくいただきながら、遠い土地(ってほどでもないか)の夏の様子に思いをめぐらします。秋の夜長ですしね。