山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

栃の絹肌

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この時計では、写真のように少し表面に傾斜を入れています。

この加工は手鉋じゃないと出せません(と、当人は思っています)。

ハンディベルトサンダーでやっても精度が出せないから最後は手鉋になるんじゃないかな。

同時に仕上げ鉋もかけました。

栃は鉋をきれいにかけるととっても肌触りがよくなります。「栃の絹肌」とも呼ばれます。

事実、絹のような肌触りです。光沢もあります。

ただし、一般には塗装がしてあるので、作り手以外の人が触れることはないでしょう。

このあと、空研ぎをして、栃の時計の木地を仕上げました。

そして、夜、場所を漆部屋に移して、黒を混ぜた拭き漆をしてムロにinしました。

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