接写でゆがんでいますが、写真は漆刷毛です。
この刷毛は某漆屋さん(おそらくネット通販で最大手)で買いました。
前から気になっていたのですが、とてもこの系統の刷毛が安く、かえって買う気がしていませんでした。だって価格が同種の6分の1。
まあ、だめもとで1本(幅1寸)買ってみました。
・・・届きました、驚きました。1寸ありません。27mm。もしかして、周りの木も含めてか?(なんだか長さも短いぞ)
おいおい、刷毛の世界では毛幅がサイズでしょう。ちなみに小鉋も刃幅、台鉋は違って有効切削寸法。
もしかして、インチ材注文しちまったか?(木工冗談です。同業者はきっと大笑いです、多分)
とりあえず、価格も価格なので、気にせず麻布を巻いたのが1カ月前。
もちろん、刷毛はいつも麻布を巻くのですが、今回は特に心配でした。使っているときに毛とスプルースに分裂しそうで…。
黒漆で塗りをしばらくしていなかったので、生漆を重ね塗り。
昨日、毛を切りだして洗い、使ってみました。
拭き漆をする際の生漆を配る分には問題なさそうです。
これからどんなことが起こるか楽しみです。