山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

制作

引き続き、送り蟻です

今度は枘(ほぞ)、つまり凸の方の加工です。 図を見ながら、長さを間違わないように罫書をします。 そして、加工。鋸(のこぎり)と鑿(のみ)を使って蟻になる部分を作り出します。 ・・・ギコギコ、トントン・・・ そして、傾斜をつけます。 ・・・ギコギ…

また大雪になるのでしょうか

ニュースでは今日から3日間、西日本は大雪とのことで・・・。 幸いに、今日の京丹波はそんなに雪が降りませんでした。 でも、明日の朝はわかりません。朝起きて、カーテンを開けるのが恐ろしい。 ♪窓の内では蟻作り~、鎚をふるって蟻作り~ ・・・コンコン…

送り蟻作り

人類は掘ることは苦手だ。地面も木も。 深さ方向に広げるというのは、結構手間がかかります。 ・・・コンコン、ザクザク・・・ トリマーで荒取りしたといっても、手作業が多いのですよ。 ・・・トントン、ザクザク・・・ 凹部分を先に作ってますが、もちろん…

珍しく晴れた市日

ここのところ、時雨れる天気が多かったものの、今日は時おり晴れ間も見られる日本海側にしてはいいお天気。 そんな中、市に出かけました。・・・ブゥーーーン・・・ 出品が少ないなぁ。大雪も降ったし、なかなか山に入れないのかな? ・・・おかげで、買い手…

さて、欅の棚に取り掛かりましょう

見ていて、すがすがしい欅(けやき)↓ でも、このサイズでこの幅、この厚みじゃあ、俎板にしか見えない・・・、良い俎板だなぁ~(環孔材はいまいち俎板向きじゃないか)。 棚板と側板は送り蟻で仕口(しぐち)を作ります。 送り蟻は図面を描かないと上手く…

とりあえずは・・・

まだまだ至らないところが目に付きますが、「朴胎根来塗盛器」はとりあえずは完成しました。 というのも、私が木工を勉強した学校の卒業制作展が来週から始まり、そのOB展に出すのです。 いつもながら、期間が決められている制作はとても有意義です。 今回も…

なんだか、思うように仕上がりません

いつも磨いてばかりですが、今日は小さい皿を磨きます。 やっぱり・・・クルクルクル・・・ やっぱり、拭き漆・・・ペタペタ、フキフキ・・・ こんな感じ↓ 朴の花形盛器がね…、思ったような光沢に仕上がりません…。 ・・・クルクルクル・・・ 奥が深いですね…

赤い写真も飽きたなぁ

写真を撮っている私が飽きました。 もう、赤い写真はいいでしょう。・・・というか、作業も飽きた…。 今日の更新は昨日と今日の合併号。 昨日は小さい方の瓦型銘々皿の黒を出しました。 ・・・シャカシャカシャカ・・・ 終わったら、荒って、拭き漆をしまし…

今日も赤い写真が続きます

瓦のほうも進めます。まずは黒を研ぎだします。 ・・・シャカシャカシャカ・・・ やっぱり、研ぎすぎたかな…。 朴の盛器も再びコンパウンドで磨き・・・スリスリスリ・・・ 丸洗い・・・ジャバジャバジャバ・・・ 瓦はまだ工程が始めのほうなので、拭き漆も…

磨いて、磨いて、磨いて・・・

♪茜色に輝く朴の器が~、おじさんが磨くのを待っているぅ~ ・・・はい、地味な作業です。爪は切りましたか、切りましたね。 塗師やさんでない私は炭粉ではなく、コンパウンドでやります、・・・おねがい。 ・・・クルクルクル・・・ なんとなく、全体が磨け…

黒から一転、赤ばかりの写真が続きます。

今日は瓦の方を・・・、塗っていきます。 ・・・ペタペタペタ・・・ 写真だときれいに見えるムロですが、実は結構汚いです。 小さい方も・・・ペタペタペタ・・・ 遠くから見ると良く見えますが、近くで見ると朱漆を混ぜるのが悪くって、あんまり見れたもん…

根来塗りになるよ

花形盛器は根来塗りにします。ここまでそのつもりできました。 ということで、朱漆を研ぎます(やさしい刷毛目が表情を作る「塗り立て」もいいけどね)。 ・・・シャカシャカシャカ・・・ 私はいつも研ぎすぎる…。 今回はこんな感じ↓ まだ、研いだばかりなの…

あ~かい、あか~い

♪あ~かい、あか~い、赤い漆は朱漆ぃ~ ・・・ペタペタペタ・・・ 今日は瓦型皿と銘々皿に朱漆を塗ります。結構な大量の漆が必要です。 ・・・ペタペタペタ・・・ 漆を混ぜるのは、なんだかじれったくて好きになれません。 う~ん、あんまり綺麗に混ざって…

寒さに耐えられない

雪だらけで霜取りをしていない冷蔵庫のような景色と寒波到来、そして漆部屋ばかりいて暖かい環境に慣れてしまった我が身のために、この寒さに耐えられるであろうか、・・・いや耐えられない…。 棚のための欅板はとりあえず、表面を削って置いておきましょう…

欅の棚を作ります

この前に描いていた図面の合意ができたので、制作に取り掛かります。 作るのはシンプルな形の中くらい(?)の大きさの欅(けやき)の棚。 材料はこんな感じ↓ 良い板は赤身で1尺ありますが、今回は尺二前後の幅が欲しいので、白太持ちで使います。 荒木取り…

明るい色ばかりで目が痛い

先日の大雪ではひどい目に会いました。 毎日、銀世界を見ているため、目がとても疲れて、痛い。 車はアンダーカバーが外れて壊れそうになるし、ゆずの木は半分くらい折れてしまったし、去年作ったトマトハウスもぺしゃんこになっていました。 だいぶ溶けまし…

無い袖は振れない

今日は市日・・・ 時雨れて、時雨れて、丸太をぉ逃すのぉ~♪ ・・・冬の日本海側ですから。 あ~あ、無い袖は振れないものですね。欲しい丸太があっても、持ち合わせがないんじゃ仕方がない(←だったらなぜ行った)。 お金をくださぁ~い、oh...、お金をくだ…

漆部屋はぬっくぬく~

よし、今日も暖かい漆部屋で過ごそう~、・・・明らかに堕落しています。 最近は黒い漆ばかりだなぁ~。 今日はとっても塗りばかり。まずは瓦型の皿。 ・・・ペタペタペタ・・・ そして、同じく瓦型の銘々皿。 ・・・ペタペタペタ・・・ そして、朴胎の盛り…

今日は寒かったなぁ~

朝は凍るほどではなかったけど、日中になっても気温が上がらない一日でした。 そんな今日は消防団の出初式、田舎のならいとはいえ、真冬の式典はほぼ修行ですよ…。 ・・・あ゛~、寒かっだ。 でも、漆部屋の仕事は暖かい。もちろん、私のためではなく、漆の…

年の初めの恒例行事

とぉ~しのは~じめのためし~とてぇ~♪ ・・・パチパチパチ・・・ 領収書の整理がやってきました。毎年の恒例行事です。 いつもは三ヶ日にやっていたんだけどね。今年は遅くなっちゃった。 う~ん、やっぱり、〇眼かな?視線がレシートとパソコンの画面を行…

年明けは暖かい毎日ですね

今年の正月は暖かくて、とても穏やかです。 もちろん、時雨れるときもありますが、例年よりも気温が高く、また、日差しも多い気がします。 こんな暖かな毎日がずっと続くといいなぁ~。 今日も漆部屋。黒漆を出して・・・ 塗ります。・・・ペタペタペタ・・…

やっぱり研ぐのは嫌いです

正月というのは、朝起きれないなぁ~。午前中が短いよ。 ところで、最近、近くにあるものに焦点が合いづらい…。 ♪もしかして、もしかして、私の眼にも・・・。 ・・・まあ、いいや。 水研ぎであれ、空研ぎであれ、形が変わることが実感できない「研ぎ」はや…

早いもので今日は大晦日

早いもので、今日は大晦日ですね。 だからといって、特にイベントはないのですが・・・。 個展の期間中、ほとんど手を付けていなかった「根来塗花形盛器(←という名前にしました)」はやっぱり工程が進んでいません。 私が寝ている間に、小人さんがやってく…

舞鶴の個展も半分が過ぎました

舞鶴の個展も日程の半分が過ぎました。 また、幸いにも、今日の京都新聞の地方面にこの個展の記事も載せていただきました。 ところで、冬の夜は日が暮れるのが早いので、営業時間内でも真っ暗になります。 ギャラリーは暖色の照明なので、夜の街に映えます。…

びっくりするくらい暖かい・・・

今日はびっくりするくらい暖かくなりました。そして、風が強かった。 そのせいかどうかはわかりませんが、個展を訪れるお客様は少なくて、夕方以降は全く…。 陽が沈むと、二人のおっさん(私とオーナー)がクリスマスソングのBGMを聴きながら、延々と雑談を…

セーフ、セーフ

アクリルとマットとを組み合わせて、ようやく「半年以上がかり」になってしまった写真立てが完成しました↓ 個展に間に合った…、セーフ、セーフ・・・ この写真立ては縦でも横でも、そして吊るしても使えます。 フレームはウォールナットの拭き漆ですが、今後…

いきなり積雪していました

朝起きたら、銀世界・・・ 今年の雪は「いきなり」積雪していました。警告無しの先制攻撃でした。 国道も融雪剤を撒いてなかったようで、路面に積もっていました。 そのため、今日、町内では交通事故が多発したようです。 気温もずいぶんと低い一日で、道路…

なつかしの写真立て

今日は冬なのに雨が良く降る一日でした。 こちらは写真立て↓ かれこれ半年以上前にフレーム部分を作ったものです。 でも、裏板や脚などが全く手付かずでした。 秋のクラフトフェアに持って行こう思って春に作っていましたが、今秋はクラフトフェアに応募しま…

市日にしてはめずらしく晴れました

いつも市日は雨や雪に降られるのですが、今日はめずらしく青空でした。 ・・・とても気持ちが良い。 前回、カメラを忘れて、写真が撮れなかったセコイア↓ やっぱり1.75リューベはありますね。末口も案外大きいようで…。 衝動買いには大きすぎです。 ・・・気…

木工の写真をアップしましょう

そういえば、最近、木工の写真がほとんどアップされていないので、たまにはその写真もあげましょう。 タモを削っています。豆鉋で、・・・シャカシャカシャカ・・・ 鉋が通らないようなところでは、彫刻刀を使います。 タモは概して、「もろい」という欠点を…

今日からサビ付け

まずは砥の粉を出して、ダマをつぶします。 ・・・ポリポリポリ・・・ 水を混ぜて、・・・いっけねっ、水混ぜすぎた…。 ストーブにあてて砥の粉を乾かしましょう。 それから漆を混ぜます。・・・ペタペタペタ・・・ 今日はなかなかよさそうなサビができまし…

久しぶりに水研ぎをしました

おっと、一週間ブログを更新できていませんでした。 決して、この前買った丸太の請求書が来て、ショックだったからではありません。 ・・・ではありません、・・・あの丸太が1.7リューベ(立米)超もあったとは…(いくら単価が安くとも衝動買いには大きかっ…

市に行ったはいいが、カメラを忘れました

今日は市日なので、朝からうきうきして出かけました。 ・・・が、車を1時間くらい走らせたところでカメラを忘れたことに気が付きました。 時すでに遅し、ということで写真がありません。 今日の市は「私好み」が何点か出ていて、見るだけでも楽しいものでし…

いつも同じ写真ばかりですね

ここ一週間は暖かくて、とても助かります。というのも、漆部屋を暖めるためのストーブの燃料代が・・・全然違います。 いつも同じ写真ばかりになっていますが、今日も地味な地の作業。 切子地付けの「2回目のその1」です。 ・・・ペタペタペタ・・・ 曲面の…

歳を取ると寒さに耐えられなくなりました

ペラペラトタンの仕事場はとても寒くなります。 毎年のことですが、もう耐えられません。 年齢を経るにしたがって、だんだんと寒さがこたえるようになりました。 そうして、壁を張ることにした今シーズン。 壁を張る作業もあともう少しです。 ・・・バリバリ…

やっぱり、漆部屋は暖かいなぁ~

やっぱり、漆部屋は暖かくて(←暖かくしているからだけど)、居心地がいいです。 ・・・ペタペタペタ・・・ ・・・ペタペタペタ・・・ これで、1回目の切子地付けが終わりました。

今日も・・・ペタペタペタ・・・

今日から切子地。というわけで、砥の粉を出して塊をつぶします。 ・・・ポリポリポリ・・・ そして、切子地作り。 ・・・ペタペタペタ・・・ 写真のヘラが汚いですね…。道具が綺麗でないというのは使い方が悪いのです…。 そして、交互に地を付けていきます。…

・・・ペタペタペタ・・・

今日も地の粉地付けをします。 地の粉地作り。地の粉は砥の粉に比べると、扱いやすくてやりやすいです。 ・・・ペタペタペタ・・・ やっぱり、カーブに地を付けるのは難しいなぁ~。 ・・・ペタペタペタ・・・ 木地を代わりばんこに地の粉地を付けていきます…

時雨れてきました

昨夜、雨がずいぶんと降りましたが、今日は気温も下がって、冷たい雨が降り続きました。 ええ、辛い季節になってきました。 ・・・寒いです、寒いです。 今日は市日でした。 広葉樹の出品があまりなく、私が求めている大きさの丸太はほとんどありませんでし…

地の作業を進めます

彼らには、蒔地or麻布貼りをした後、拭き漆をしました↓ 蒔地の質実な表情もいいですね。今度、何かに応用しましょう。・・何か?何かな?何だろね。 今日は、地の粉地付けor布目への切子地付けです。 早速、地の粉地と漆を・・・ ・・・ペタペタペタ・・・ …

寒くなって、漆部屋が恋しい・・・

屋外では長袖でも寒い気温となってきました。 こうなると、木工をやるために工房にいるよりも、漆をするために漆部屋にいるほうが居心地がよくなってきます。 工房、寒いのよね…。 ・・・ということで、こちら漆部屋。今日も糊漆を作るところからです。 ・・…

体力勝負です

気と木が重くて、やる気が出ませんが、木材を倉庫の中に移動します。 ・・・うんしょ、どっこいしょ、どっこいせ・・・ 厚み43mm長さ3m50cmの欅(けやき)が重い、重い・・・。 この山は木目があまり細かくないので、なおさら重いです。 運んでみると木目や…

おいしそうに見える写真です

麻布を貼るために、糊漆を作ります。 定盤に漆を出して、・・・ペタペタペタ・・・ お腹がすいているときに見ると、ちょっとふわふわしていて、おいしそうです。 う~ん、やっぱり、今回仕入れた麻布はごわごわして使いづらいです。 ・・・ペタペタペタ・・…

寒くなってきたので、ソワソワします

寒くなってきました。そろそろ旬ですね。 ということで、市に行きました。そうです、ここでの旬とは「切り旬」のことです。 本当は丸太を買い付けるにはまだ時期が半月ほど早いように思われますが、気ばかりソワソワしています。 つまり、市に行くのは私にと…

だいぶ寒くなってきたので

だいぶ寒くなってきました。だんだんと紅葉も始まっているようです。 あと一ヶ月もすると、時雨れて、太陽を見ることも少なくなってくるでしょう。 そろそろ、木材を屋外に出しておく意味がなくなり、かえって乾燥には良くないのではないかと思われます。 と…

実験を兼ねてやってみます

桐で漆器の胎を作ると、始めに生漆をたくさん吸います。 はい、もったいないほどに…。 漆器だから当然といえば当然ですが、他にとれる手段はないだろうかと考えました。 ・・・と、柿渋を思い出しました。 柿渋であれば、塗装時の浸透性も高く、乾燥すると硬…

やっぱり直しましょう

朴の器を見ます。・・・やっぱり、重さとカーブの度合いが気になります。 ・・・やっぱり、直すことにしました。 鉛筆で印をつけていますが、ここのカーブをもう少し深くします。 考えてみれば、あたり前ですね。縁を加工したので、少し縁付近の立ち上がりが…

4年に1回やってくるものでしょうか

今年はオリンピックイヤーでしたが、4年前にすえつけた薪ストーブの煙突にヤニがたまって、こびりついて、掃除をしてもすぐに煙の流れが悪くなってしまいます。 ということで、四年目にして煙突を新調します(たいしたことではないけどね)。 ブリキの薪スト…

朴の器を加工しています

昨日から小作りに入りましたが、今日は縁を加工します。 当然ながら、豆鉋では加工できないので、彫刻刀などを使っていきます。 ↑もっと良い刃物が欲しいです…、もっと多くの刃物が欲しいです…。 まあ、製造業の性ですね。 とりあえずbefore↓ 今回は朴の木な…

秋も深まって、朝晩は寒くなってきました

昨日のことですが、朝は気温が一桁まで下がっていました。 朝晩は工房も寒くなって、手を動かしていないと凍えそうです。 そんな中、今日は村の秋祭りでした。 今年はうちの近所が当番なので、神輿を曳いて(なんでも約半世紀前から車をつけたそうで)約10…