山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

2015-10-29から1日間の記事一覧

昨日に引き続き、漆の作業です。

昨日、終わらなかった桐の箱の目摺りサビを終わらせます。 まずは砥の粉と地の粉と水と生漆で切り子地を作って・・・ 布目にヘラで刷り込みます。 今日は、進んでいなかった漆の作業もします。 角盆の直しですが、軽く研いで拭き漆をしました。 3日おきくら…

庭の様子

昨日、「山の木々が寂しくなった」と書きましたが、このブログは私の見える範囲の歳時記も兼ねているので、庭の様子でもアップしましょう。 もうイチジクは冬支度です。葉がほとんどありません。 柿の木も葉がほとんど落ちて、実もまばらとなりました。半月…

「京もの工芸品フェスティバル~京もの工芸品『琳派フェア』」のご案内

※「琳派フェア」は「京もの」や京都に関わる工芸品を製造・販売する事業者が直接対面販売するイベントです。本来、このイベントはクラフトフェアではないためこのカテゴリーではないのですが、野外での対面販売なので、便宜上このカテゴリーに入れています。…

目摺りサビ

今昔の観がある桐の箱のですが、今日は久々に登場です。 目摺りサビをします。私は「切子地」で行うのでまずはサビ作り、砥の粉を出して、 水でねってだまをある程度つぶして、漆を混ぜてよく練ります。 今度は地の粉を出して、同じく水でねって、漆を加えて…