山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

明け方はすごい雨でした

明け方はすごい雨と雷で、今日の消防団の訓練がなくなるかととても期待しました。と思いましたが、訓練はあり、午前中はそれに出ていました。

この時期はどうしてもムラ用だったり、消防団だったり、草刈りだったりで日曜日が潰れます。

木工のほうはサボり気味・・・。

杉の箱の紐通しを作りました。

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そして、鉋がけもしました。

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一方、欅の三角スツールは組み立てを数個しました。

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・・・コンコンコン・・・

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虫が多くて・・・

夜も暑いのでシャッターを開けて作業をしていると、とんでもなくたくさんの虫がやってきます。

そして、職業柄も大っ嫌いなカミキリムシも飛来します。

もちろん見つけ次第、即座に踏みつけて、繁栄を阻止しますが…。

工房の周りの草刈りをしました。

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とっても「ものぐさ」なので、工房の周りは年に2回しか草刈りを本格的にはしません(家の周辺は4回くらいします)。

でも、入り口だけは5、6回刈ります。

というのも、生い茂った草の中でマムシを踏みつけたくないからです。

しかしまあ、草刈りは何にもならないな。この労働から解放されないだろうか…。

さてさて、制作はというと・・・

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先日、塗装をした材料にペーパーを当てました、・・・シャカシャカシャカ・・・

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そして、再び塗装します(肉は盛らないけどね)。

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一方で、杉の箱は身の側板の組み立てが終わっていましたが、写真を撮り忘れていました。

今日は細長い箱に仕切りを取り付けました。

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↑こんな感じで、小さな突起を作って差し込んであるのですよ。

ネギ苗を植えました

今日はネギ苗を植えました。

まず初めに、苗の枯れた葉っぱを剥いておきます(妻の手だけど↓)。

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毎年、ネギ苗を植えるのですが、植えるのが遅いのか、寒くなるのが平地よりも早いのか、生長が悪くてワケギのようなネギなのです。

そのため、鍋に入れると行方不明…。

だから、今年はコ〇リにネギ苗が並んだら「遅滞なく」植えようと思っていたのです。

そして、畑を耕します、・・・ガシャガシャガシャ・・・

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畝と畝の間には鉋屑(かんなくず)を敷きつめて、草を生えなくします。

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記憶が正しければ、特にスギには他の植物の生長を阻害する成分が含まれているんじゃなかったかな?

そして、植える・・・

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 ネギは寝かせた方がいいと言う人もいますが、私はよくわからないので、とりあえず立てました。

 とっても暑い日なので、畑でゆだってしまいそうですが、半月もすると涼しくなっていくので、大きくなってね。

一方で、夏野菜はどのような塩梅かな、どれどれ。

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これはツルムラサキ。蒸し暑い気候を好むので、このところの酷暑と不安定な空模様で、日に日に大きくなってきました。

今はわき芽を生長させて、株を大きくする段階に突入しています。

カボチャも実がなって、だんだんと色が濃くなってきました。

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そろそろ「けものさん」も気付くころでしょうか。果たして、春に作った柵はしっかりとこの「彼らの好物」を守ってくれるでしょうか。

トマトはとっても元気です。

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実も、始めの節から2番目・3番目の節の収穫にうつってきました。

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キュウリは後から植えた株(写真奥)も始めに植えた株と遜色ないくらい大きくなってきました。

写真左のインゲンは毎日食卓にのぼっています。

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ナスの生長もだんだんと進みいくつか実をとりました。

これまで生長が遅かったので、秋茄子用に剪定をしなくとも、このままで良いかな。

問題はズッキーニ↓

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始めのうちは雌花ばかりで受粉せず、実が大きくなりませんでした。

今は雄花も付くようになりましたが、それでも受粉状況が芳しくないようです(妻がペタペタと花同士をくっつけてやっているのですが・・・)。

こっちは秋野菜の落花生↓

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落花生は枯れた花から地中に小さな「つる」が延びている様が見て取れました。

昨日今日とちょっと涼しい

昨日今日はちょっと涼しくなって、いい感じ…。

杉の箱の身は凸凹ができました。

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そして、内側の鉋がけとペーパー磨き。

・・・シャカシャカシャカ・・・

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これは絶対、かつお節と間違える。しかも、値段の良いかつお節と。

食品サンプルには最適です。

一方で、もはや懐かしのスツールは塗装をしました。

・・・ペタペタ、フキフキ・・・

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今回は木固め剤を使用しました。

流動性が高いので、とても仕事が速いです。

・・・ペタペタ、フキフキ・・・

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鑿痕角小盆もいっしょです。

杉くさい

杉の板ばかり加工していると、杉のにおいが体に染み付いてきます。

私にとっては結構刺激臭…。

蓋のほうは天板をくっつけて、形になりました。

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そして、繕いもまましました。

ここからは身です。側板を準備します。

・・・

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そして、組み手(といっても、単純な溝を突くだけだけど)を加工していきます。

・・・

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まだまだ、始まったばかりです。

やっぱり、もっと「アクセサリー」が欲しいなぁ~。

少々、夏ばて気味です

全くもって暑い日が続いているので、少々夏ばて気味です。

制作も少しずつ進んでいますが、このままではいつ終わるかわかりません。

ブログの更新も日が空いてしまっています。

・・・そんなことではいけないのです、もちろん。

杉の箱は蓋の側板の接着をします。

・・・ペタペタ・・・

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♪来たぞぉ~、来たぞ、あられ組みぃ~

組み立てるとこんな感じ↓、あられ組みはレトロなおもしろさ。

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天板の準備もしました。

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そして、側板のほうは目違いも取ります。

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やっぱり、思うように進んでいないなぁ~…。

でこぼこでこぼこ

杉の箱の組み手は凸凹のたくさんある「あられ組み」にしました。

まあ、機械で刻んでいくので、難しいと言うよりかはルーティーン作業の繰り返しですが・・・。

・・・

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↑こんな感じになりました。とても「ギザギザ」しています。

やっぱり、暑い日には枘挽きだな。ずっと扇風機の強い風に当たっているような感じで涼しい…。

そして、糸鋸で手がかりを切ります。

・・・カタカタカタ・・・

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う~ん、これだけでもおもしろい感じになっています。

内側には仕上げ鉋をかけて・・・

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サンドペーパーで磨きます。

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でもやっぱり、針葉樹の鉋がけは難儀ですね。

外側は諦めて、サンダー仕事にしてしまいましょうかね。戦う前から逃げています…。